キレイな水は人を作る

みなさんは「水からの伝言」をご存知でしょうか？
『水の結晶である氷から言葉や音楽への反応が読みとれる』とする江本勝氏の著作。
これは、瓶の中に入れた水に「ありがとう」という文字を印刷した紙を貼り見せた後、その水で結晶を作ると綺麗な結晶を作る。
一方、「ばかやろう」など汚い文字を見せた水は綺麗な結晶を作らない…というもの。この実験結果には賛否両論あり、もちろん批判的な声も少なくないけれど、これが事実なのかそうでないのか、その真実もまた分からない。（たぶん）
もしも真実だとするならば、人の身体の70%は水分でできているのだから、綺麗な水を取り入れることで、優しく美しい気持ちでいられるのではないかなぁ…と個人的には思いたいわけです。

さてさて、今回ご紹介する物件があるのは姶良郡湧水町。湧水町は鹿児島市の中心部から約60キロ離れた（高速で約50分）内陸地域に位置し、九州山地と霧島連山に囲まれた盆地。
鹿児島空港まで車で約25分と県外へのアクセスもとても便利な立地です。
地名にもある通り、日本名水百選に選定された「丸池湧水」があり、毎日約６万トンもあるという水量が栗野地域ほぼ全体の生活水として活用されているんだとか。すごい！
栗野岳標高600ｍ付近に降った雨が地中を流れ、約３５年の歳月をかけて湧水していると聞けば、もう感謝しかないですね。
とにかく自然の恩恵をふんだんに受けた『素晴らしいエリア』ってこと。近くにはたくさんの温泉もあるそうですよ。
栗野ICを降りて車で約3分。秋の日差しに輝く稲穂がまるで黄金色の絨毯のように広がる田圃道を抜けると、今回の物件へ到着です。
最初に目を引いたのはお庭にドンと構える可愛いテント。神奈川県から移住してきたという現オーナーは、過ごしやすい夜はこのテントで眠るそうです。テント横に設置されたハンモックで気持ちの良い夜風にあたりながら満天の空を眺めることが、“特別”ではなく“日常”になるってわけです。聞いただけで、羨ましいなぁ〜と思う人が多数なのでは？毎日がキャンプ！
綺麗に手入れされた広いお庭には枝垂れ桜の大木が。気持ちの良い風が抜け、栗・ゆず・プラム・梅の立派な木々が毎年たくさん実りをつけるそうですよ。
お邪魔した日も大きな栗の収穫をされていてお土産にと頂きました。

建物は築56年を迎える一軒家。
半世紀を超える古民家となれば、「どうせめちゃくちゃ手をくわえなきゃダメなんでしょ？」と思ったアナタ、ご覧あれ。
室内は見事なまでのフルリノベがオーナーの手によってなされていました。
見た目のみならず、壁床天井断熱入り。サッシも全て二重サッシとなっています。
さらに、リビングに設置された薪ストーブが部屋全体を温めてくれると同時に床暖房にも。厳しい寒さも乗り切れそうです。

“食や人との集まりが中心の生活”を作りたいという希望を叶えるべく、キッチンはお家の中心に配置されています。
リビング・浴室・寝室など鮮やかにペイントされたアクセント壁もGOOD！
間取りは1LDK +ロフト＋ウォークインクローゼットですが、広さは十分あるので家族で暮らすのも問題なさそうです。

母屋の他にも現在オーナーが営むパン屋さんの可愛い店舗建物がありますが、もちろん一緒にお譲り致します。中には薪窯もありますよ。オーナーのご好意により薪割り機もお譲りしますので薪を準備するの大変だよな〜なんて心配もクリア。丁寧に作られたハードパンと美味しいコーヒーを求めて遠くから足を運んでくれるお客さんも多いとか。何か新しいチャレンジを始めたい方には十分過ぎる環境かと。

以前納屋だった建物もあり、現在は車庫&作業場として使用されています。
他、今回写真に納めていない山林部分ではタケノコの収穫もできるしビニールハウスもあるそうなので、楽しみは広がるばかりです。

草刈りの苦労さえ除けば文句のつけようなし！
美味しい水と広い空、大自然の中で豊かな暮らしに憧れているアナタからのお問い合わせ、お待ちしています。